2021 年度で活動を終了しました
2011年3月11日、大地震、大津波に加えて福島の原発事故が追い打ちをかけ、 東日本大震災は未曽有の大災害になりました。
名古屋YWCAは直ちに募金を行い、粉ミルク、紙おむつなど、 緊急物資支援を始めました。 その直後、2011年度の活動目標に「東日本大震災被災者支援」が追加され、 試行錯誤しながら活動を継続しました。
主な活動は4つ。
〇愛知県近隣へ避難されて来られた方のあるがままの思いを語る場(あるがままチーム)
〇福島県新地町にある3つの小学校とのテレビ電話相談(シンチハートチーム)
〇東北の物産品、岩手の仮設住宅に住む女性が編むニット製品(ハートニット)販売
〇福島近隣から子どもと保護者を招待する保養プログラム(名古屋いりゃあせツアー)
2016年には名称を「3・11つながるプロジェクト」とし、 多くの方のご支援とご協力の下に、10年間活動を目標に継続しました。
予期せぬコロナ禍のため2020「名古屋いりゃあせツアー」を実施できず、 プロジェクト終了を1年延期しました。 しかし、2021年度も実施できず、「オンライン交流会」に変更し、 福島の方と再び繋がることが出来ました。
活動の最後に、「私たちは忘れない東日本大震災 女性たちのフォトボイス展」を 開催することが出来ました事を大変うれしく思います。 被災した女性たちの写真と声(メッセージ)を通して、 一人ひとりが様々に考える機会を持つことが出来ました。
今後も私たちは東日本大震災を風化させず、 福島に繋がって進みたいと願っています。
多くの皆様に支えて頂きました事を改めて痛感し、心から感謝申し上げます。 11年という長期にわたり温かいご支援とご協力、本当にありがとうございました。
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